山梨・ベビー服工場ツアーレポート前編/小林メリヤス

小林メリヤス工場ツアー

※本記事は、2016年9月3日(土)に開催した「小林メリヤス工場ツアー」の模様を紹介した記事を再編集してお届けしています。

毎月開催している工場ツアー。

ファクトリエが提携している各地の工場に訪問してものづくりの魅力を体験するイベントです。

今回の工場は山梨県、南アルプス市にある日本ベビーニット界の草分け的存在である小林メリヤス様に伺いました。

では当日の様子をお伝えしていきますね。

午前11時にJR甲府駅で集合。
南口には、武田像などもある歴史ただよう地での集合です。

あいさつの後、小林メリヤス様がご用意してくださった車で
ブドウ園見学へ向かいました。

車内では、自己紹介をしたり、工場ツアーに来たそれぞれの目的を
共有したりして盛り上がりました。

車で移動すること20分、山の傾斜にある塚原フルーツ農園に到着です。

近くのぶどう園を、小林メリヤスの社長の木村さんが自ら周って
ぶどうの状況を確認してくださって決まったこの農園。

天井一面にブドウが実っている光景と
山の傾斜にあるため南アルプス市の景色に、開始早々大興奮です。

フルーツ園の説明を聞いたのち、農園がご用意してくださったフルーツを試食。

駅から運転してくださった工場のみなさんも混ざっての交流!
試食のフルーツがあまりにもおいしく話もはずみます。

試食後はみなさまお土産用にフルーツ狩り。

みなさんいい笑顔ですね!
おいしそうなものを品定めしたり、
脚立に上り、取るのを協力したり楽しいひとときでしたね。

次はいよいよ工場へ移動です。

到着後、小林メリヤス代表、木村様が工場の歴史や製品に対するこだわりを説明してくださいました。

普段なかなか聞けないお話に、メモをとるお客様もいらっしゃり
初めて知ることが多く聞き入っておりました。

説明を聞いたのち、グループを2つにわけ見学と体験を交互に行いました。

まずは、工場の中を見学です。
工場には大きな最新の機械から創業当時からあるものまで。

この機械は50年以上動きつづけているものです。
そのなんともいえないたたずまいに、皆さま息をのんでおりました。

醸し出す、雰囲気と音と動き、これは、工場の現場でしか見られない
貴重なものです。

機械を製造している工場が存在しないため、
メンテナンスや修理も小林メリヤス様でおこなっているそうです。

実際に働いていらっしゃる方々の姿勢と手つきに
見入ってしまいました。

スタイのふちを縫っておられます。
手際よくやっていらっしゃいますが、曲線が難しい工程です。

こちらはアイロンがけをしている場面。
台がスチームの機能と冷やす機能を備えております。
操作は足で行い、アイロンは手でかけています。

繊細なベビー服を正確に縫製していく姿や一枚一枚丁寧に仕上げていく姿に
参加者のみなさまカメラ片手に見入っています。

普段何気なく目にする商品が実際に1本の糸から製品になっていく姿に、
職人さんたちへの尊敬の気持ちがわいてきました。

実際に作っている工程を見た後は体験です。
この体験ではリンキングという作業を行いました。
体験の様子、懇親会の様子は続編でお伝えいたします。
後編へつづく

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