人口約8,000人の「南伊豆町」が挑む地域活性化 ~一緒に考えてみませんか?~

こんにちは!
ファクトリエ特派員3号!の高田直美と申します。

都内でマーケティング関連の仕事をしながら、中小企業診断士の資格を生かして複業で行政の専門家委員や、経営支援、ウェブメディアの「幻冬舎ゴールドオンライン」などへの記事寄稿をしています。

ものづくりの企業とかかわることも多く、ファクトリエさんの「日本のものづくりを盛り上げたい」という想いに共感していることから、少しでも情報発信ができればと思い、特派員に応募させていただきました!

よろしくお願いいたします!

今回は、いま街の活性化のお手伝いしている「南伊豆町」を紹介します。


南伊豆町はどこにあるかご存知ですか?

静岡県の伊豆半島の最南端。

電車は下田駅までしかなく、そこから先はバスや車で向かったところに南伊豆町はあります。

以前は観光で賑わっていましたが、現在は日本全国の地方で起こっている課題が山積しています。

人口減少・観光業・漁業・農業など、多くの課題を抱える町

南伊豆町の方々から現状のお話を伺うことができましたが、多くの地方の街が抱える問題と共通する課題が山積みです。

■人口
少子高齢化が進んでいて、大学がないため、若者は高校等から町外に出ていってしまう。

■観光業
交通の問題が大きく、大型連休には海沿いの国道が渋滞。また、民宿の経営者の高齢化が進んでいる。

■漁業・農業
漁獲量が減っていて安定せず、少量多品種。農業は消費地との距離があり、物流費の高騰に伴う移送がネックに。事業として稼ぐよりも生活の豊かさを求めて参画する方が多く、大規模化への壁が高い。

■産業・商業
産業は、若者が就職したくなるような現地企業が少なく、魅力の発信が必要で、商業は、資源が貧弱で打ち手が困難であり、商店街の衰退も著しい。

衰退を食い止める新たなチャレンジ

一方で、地元では衰退を食い止めようと、色々な取り組みがされています。
その一部をご紹介します!

■農水産物直売所「湯の花」

地域の活性化を目指して設立された農水産物直売所「湯の花」では、自然豊かな環境の中で栽培された農産物や海産物が、四季を通じて出荷されています。

■ヒリゾ浜

ヒリゾ浜は入場規制がかかる程、シュノーケリング等で人気。
船でしか行くことのできない地形であり、海は透明度が高く、魚が綺麗に見られます。崖に覆われていて、自然が残っており、景観が豊か。

■熱帯植物園をコワーキングスペースに

また、下賀茂熱帯植物園の1スペースをコワーキングスペースに改装し、サテライトオフィスとして利用できるようになりました。そこで各種のイベントも行うことができます。

杉並区とも連携し、移住・定住の説明会も行っています。

そんな南伊豆町です。

そして近日の新たな挑戦の一つに、「南伊豆ミートアップ~南伊豆出身者・南伊豆ファンの交流会~」というイベントを開催することに。

場所は、東京・有楽町です。

南伊豆に少しでも触れてもらう機会として開催するもので、やはり首都圏にいるとそのような地域の情報を得ることがあまりありません。

このため、南伊豆ファンや南伊豆出身者の方、南伊豆でのビジネスを行いたい企業の方などと一緒に、郷土料理を囲みながら南伊豆について語り合って南伊豆を盛り上げていくきっかけに、という想いで開催することに。

実際に生活している方からお話を聞くことが一番わかりやすいと思いますので、南伊豆で釣りガールとして活躍する女性よりお話を伺います。

首都圏にお住いの南伊豆出身者や南伊豆ファンの方々に参加をいただいて、地域の情報を得ていただけたらと思います。

開催概要

イベント名:南伊豆ミートアップ~南伊豆出身者・南伊豆ファンの交流会~

日時:2018年10月12日(金) 19-21時
場所:LEAGUE有楽町
  (東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館ビル6F)

申し込みは南伊豆町ホームページ:
http://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2018041800013/

イベントページ:
https://www.facebook.com/events/206017256735417/

日本を見直すきっかけに

あらためて日本を見直すと一人ひとりができることがあり、新たな発見もあります。
地域でも産業でも色々な取り組みが行われています。
そのような内容や思いを伝えていけたらと思っています。

ぜひご参加くださいませ!

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