「カシミヤ100%」にも違いが?ケア方法は?オーダーニット販売開始!

<世界最高級カシミヤのオーダーを発売開始>
極上の肌触りとフィット感を好みのカラーで!
– ニット工場「UTO」のカシミヤ博士に聞きました –
「カシミヤ100%」にも違いが?ケア方法は?

冬に大活躍するカシミヤ。
今年は初めての試みとして、“お客様の好み合わせてカスタムできる“オーダーアイテムを取り揃えました!
最高級カシミヤの肌触りやあたたかさはそのままに、自分の好きな色で、自分の体にぴったりフィットして着心地抜群。

ですが、「同じカシミヤ100%なのに、高いものも安いものもあって、何が違うの?」と思ったことはありませんか?

そんな疑問に答えるべく、ファクトリエと提携してカシミヤのニットやマフラーを作っている、岩手県の工場「UTO」(ユーティーオー)の代表、宇土さんにお話を訊きました。
宇土さんはカシミヤに関する本も出していて、カシミヤに関しては右に出る者がいない!と評されるほどのカシミヤ博士。

その宇土さんに、高いカシミヤと安いカシミヤは一体何が違うのか。そして大切にしたいからこそ気になる、カシミヤの洗濯方法や毛玉の取り方などのケア方法についても伺ってきました!

これから新たに購入するカシミヤ製品はもちろん、自宅にあるアイテムの正しいケア方法を知って、ぜひ長く大切にお使いいただければと思います!


<「UTO」のカシミヤ博士に訊きました①>
同じカシミヤ100%でも格が違う!
高いカシミヤと安いカシミヤの違いとは?
– カシミヤに存在する「等級」とは? –

同じ「カシミヤ100%」でも、何十万円もするものと一万円前後で購入できるものがありますよね。
違いはどこにあるのでしょうか?

いろんな違いの中でも大きく異なるのは、「カシミヤには「等級」、つまりランクがある」ということ。
ご存知でしたか?

■カシミヤの等級とは

カシミヤの等級には、1等級から9等級まであります。
もちろん1等級が最高品質のもの。
等級が決められる基準は、「繊維の細さ」、「繊維の長さ」、「不純物の混率」など。
つまり、良いカシミヤほど繊維が細く、繊維が長く、不純物が少ない。ということですね。

残念ながら等級の高さは品質表示タグには記載されず、肉眼で見ても見極めることが難しいのですが、様々なカシミヤ製品を実際に触ってみて違いを感じていただければと思います。

“あっ、このカシミヤニットは触り心地が全然違う”と思ったら、きっと等級が高いカシミヤかもしれません!

まだ触れたことがなく、その肌ざわりが気になる方は、最高等級のカシミヤを触りに店舗にお越しくださいね。


<「UTO」のカシミヤ博士に訊きました②>
カシミヤが長持ちするケアの方法
お手入れは自宅がおすすめ!
– 洗濯はシャンプーとリンス!? –

良いカシミヤはお手入れが大変・・・そんなふうに思っていませんか?

例えば、ニット全般で必ずできてしまう毛玉。
それから、カシミヤのお洗濯は「何かあったら怖いので、ドライクリーニングに出す」という方も多く、洗濯の仕方やケア方法には不安はありませんか?

ですが、正しいお手入れ方法をすれば、カシミヤはきれいに長持ちするんです。
そこでまずは正しいケア方法について訊きました。

■毛玉には歯ブラシが便利

最高級のカシミヤをはじめ、どんなに良い素材であっても、むしろ良い素材だからこそ、必ず毛玉はできてしまいます。

毛玉ができたと思ったら、なるべく小さいうちに毛玉取り機か専用のブラシで取り除くのが定石ですが、「歯ブラシ」を使うのがおすすめだそうです。
宇土さんご自身も歯ブラシを使ってケアしているそう!

■毛玉の予防策!“摩擦”が起きないように配慮する

毛玉ができやすくなるのは、繊維が水分を吸った状態で摩擦が起きてるとき。
そのため、予防するためには湿気を取り除き、摩擦が起きづらい環境にすることが大切です。

例えば、車の運転をするときは、一度着ているジャケットやコートを脱いで、脇の下に空気が入るような状態にしてください。
そうすることで湿気がこもらなくなります。

■カシミヤは自宅で洗える!しかも洗濯機もOK!?

カシミヤの洗濯、毎回クリーニングに出すのが面倒だと思われているかもしれませんが、実はご自宅で洗えます。

手洗いはもちろん、なんと洗濯機でも洗えるんです。
洗濯機の場合は、遠心力で外側に張り付いたまま回るので、実は一番負荷がかからないんです。

ただし注意事項がいくつかあります。
まずはドラム式洗濯機は使用不可です。
ドラム式は叩きつけて汚れを落とすため、縮む可能性があります。
また他のアイテムとは一緒にはせず、カシミヤのアイテムだけで、手洗いモードで洗ってください。

■カシミヤの洗濯にはシャンプーとリンスがおすすめ

カシミヤの洗濯におすすめなのはシャンプーとリンス。

何故ならばカシミヤはヤギの産毛だからなんです。
つまり人の髪の毛と同じく“キューティクル”があるため、ケアは人と同じ。
シャンプーを入れて、すすぎの段階でリンスを入れて油分を補給してあげてください。

その後は形を整えて、置くようにして干す“平干し”で干せば完璧。

ハンガーにかけると水の重みで形が崩れてしまうので、タオルの上に平干しして半日でひっくり返すことがおすすめです。

また、1日着たら3日は風通しのよいところで休ませてあげるのも、毛玉ができにくくなるポイントです。


岩手のカシミヤ職人が作り出す極上の肌ざわり
・25色から選べるフィット感抜群のオーダーニット
・使うほどふわふわになる天使のマフラー

カシミヤの等級の違いやケア方法について、知らないことも多かったのではないでしょうか。
ぜひお手持ちのニットやこれから新調するニットでぜひ試してみてくださいね。

さて、今回お話を伺った岩手県のカシミヤニット工場「UTO」は、ファクトリエの初期のころから提携し、世界でも最高級のカシミヤアイテムをお届けしています。

等級でいえば、もちろん最高等級のカシミヤを使用し、宇土さん曰く、世界的な有名ブランドのものよりもランクが高いものを使用しているんだとか。

そんなUTOと共に、今年の冬に届けするセーターは、ファクトリエ初のオーダーセーターです。

クルーネックとVネックの二つの形を選べて、なんとカラーは25色の中から自由に選択可能。
もちろん袖丈と着丈もご自分の体に合わせて指定できます。

高級ブランド御用達の糸を製造する東洋紡糸社が80年以上作り続けてきた最上級のカシミヤを100%使用したこの生地は、使い込むほどに風合いが柔らかく変化するので、使えば使うほど、ふんわりとした肌触りになります。

UTOは糸のセレクトからデザイン、縫製、リンキング、仕上げの加工まで全て日本で行うことで、カシミヤの風合いを損ねない最上のものづくりをされています。

ファクトリエ初、オーダーセーターが登場です。好みの色やサイズで仕立てる、極上カシミヤ。職人技で驚くほど身体にフィットする自分だけのセーターをぜひお試しくださいませ!

【商品概要】
Factelier by UTO
【オーダー】WOMENカシミヤウエストシェイプVネック
¥ 54,000 (税込)

【商品概要】
Factelier by UTO
【オーダー】WOMENカシミヤクルーネック
¥ 48,600 (税込)


その道50年の職人が作り出す
“育てる”カシミヤマフラー・ストール
– 今でもふわふわ。でも10年後がもっとふわふわ –

オーダーニットと同じく、最高クラスのカシミヤを贅沢に100%使用したマフラーや大判ストール。

マフラーやストールは、あえて甘く編み込むことにより、空気を含んだような非常にふんわりとした弾力のある生地に仕上がっています。

このふんわりとした弾力は、乾燥機などを使わず、手間暇をかけてすべて自然乾燥にしているからこそ。
もちろん時間はかかりますが、完成したときの柔らかさに大きく影響するため、ずっと変わらずこのやり方で作っています。

今でも十分にふわふわなマフラーですが、実は10年後、年を経るごとに風合いがもっと柔らかく変化します。
だからこそ“育てる”マフラーなんです。

今日お伝えしたケアも取り入れながら、ぜひ長く大切にお使いいただければと思います。

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