ベーシックなアイテムで秋コーデをつくる。〜銀座店コンシェルジュ・インタビュー〜

ぐっと気温が下がりようやく秋らしい気温になってきました。

「せっかく涼しくなってきたからオシャレを楽しみたい!」と思ってはいるものの、この時期は日によって気温差が大きかったり、秋らしくしたつもりが地味になってしまったりと意外と難しい秋のコーディネート…

今日はそんな悩みを解決すべく、わたくし学生インターンの西本が、銀座店コンシェルジュの中島に、ファクトリエの王道アイテム「HITOYOSHIの白シャツ」「HAAGのボーダーカットソー」でつくる秋のおすすめコーディネートをインタビューしてみました!

3本の糸カジュアルオックスフォード
ただの白シャツじゃない!
さりげないこだわりで遊ぶ秋コーデ

▼西本:
シャツの上にかぶりタイプのパーカー、そしてワイドパンツを合わせたんですね。
このコーディネートにされたポイントを教えてください!

▼中島:
食欲の秋とかスポーツの秋とかありますけど、僕らファッション人としてはファッションの秋なんですよね。
やっと重ね着ができる気温になってきて、それを楽しみたいなって。
そしてカジュアル過ぎず、好青年に思われたい(笑)と思ってこのコーディネートにしました。

ポイントは、白シャツという究極に好青年に見えるアイテムを、フーディと合わせてカジュアルダウンしました。
そこにワイドパンツを合わせてシルエットに変化をつけてみました。
それと季節感を大事にするために、素材も起毛しているものを選んでみました。
触ってみてもらうとわかるんですが、すごく柔らかいでしょ?

▼西本:
すごいです!こんなにふわふわなんですね。
コーディネートというと外見の見た目ばかりを意識していましたが、素材選びでも秋らしさを出せるんですね。

▼中島:
素材感で秋を取り入れて、さらにこのスニーカーをキャンバスではなくマドラスのレザースニーカーにすることでカジュアルすぎないバランスをとっていることもポイントです。

▼西本:
白シャツもいろいろありますが、ファクトリエのHITOYOSHIのシャツはどこがいいんですか?

▼中島:
オックスフォードのシャツはどのブランドでも作られているんですが、でもだからこそ形・丈夫さっていう、“かっこよさ”“長く着れるか”ということがとても大切です。

それを両立するものってあまりなくて、あったとしても数万円してしまいます。
HITOYOSHIのシャツは一万一千円というお手頃価格で、三本の糸を三つ編みのように撚り合わせて一本の糸にしているので、とても丈夫です。
デザインも綺麗に見えてなおかつジーンズでもなんでも合わせられるような汎用性の高さも魅力です

代表の山田も講演会とかでよく着ているんですけど、フォーマルなところでも着れるし、アイロンかけないで洗いざらしで着ても入っていていいシワというか、カジュアルにも着れるというのがこのシャツの良さです。
一枚持っているだけでいろんな場面に使えるので、重宝しています。

▼西本:
フォーマルとカジュアルですか。。。。
私はまだ学生なので、ビジネスやフォーマルというイメージがあまりわかないのですが、そもそもカジュアルのシャツとビジネスのシャツって何が違うんですか?

▼中島:
まず素材感が違います。
これは触るとわかると思うんですけど、カジュアルシャツは少しザラザラしてて目が粗いです。ウールとかカシミヤ、コットンもそうなんですけど、値段が上がれば上がるほど糸が細くて長くなっていきます。糸の細さのことを番手といって細くなればなるほど数が上がっていくんですけど、いいシャツほど高い番手を使っています。

一般的なカジュアルシャツだと普通40〜50番手を使うんですけど、HITOYOSHIのシャツは70番手。それだけ違うということは触った時や見た時の光沢感が違ってきます。これも他のシャツにはないHITOYOSHIのシャツの魅力です。
ちなみにビジネスのワイシャツなどは100番手というさらに細い糸を使っているんですよ。

あとは着丈もビジネスシャツはインをする前提なので長く、襟はネクタイをすために大きくなっているなど微妙に違っています。

▼西本:
ビジネスとカジュアルでそんなに違いがあるとは知らなかったです。
女性向けのシャツについても今度聞かせてください。

今回のコーデに話しを戻しまして、このコーデの色使いにもこだわりはありますか?

▼中島:
色の合わせって多いほどゴチャゴチャしてうるさく見えてしまうので、できるだけ統一するようにしています。
特に大きな面積のアイテムは周りに与える印象も大きいので、そこはできるだけ合わせるのがポイントです。
それで靴下、靴、時計、アクセサリーとかでエッジの効いたアイテムを取り入れるとそんなにごちゃごちゃした感じもなく個性もだせます。

▼西本:
上から下にかけてだんだん濃い色になっているのも理由があるんですか?

▼中島:
そうなんです。
グラデーションにしていて、人って無意識に規則性を意識しているので気持ちいいと感じます。
逆に不規則なものって気持ち悪かったりスッキリしない違和感を感じるので、そういうところも意識しています。

アイテムだけでいうと、シャツ・パーカー・パンツ・スニーカーとシンプルな格好です。
ですが、それぞれスニーカーをレザーにする、ワイドパンツだけど素材で季節感をだす、フーディーを着るけど首元の襟を出す、そして見えてるところはちゃんとアイロンをかけてきっちりしている白シャツを着るといったように、ところどころで差をつけます。

特に難しいことはしないんですけど、当たり前のことをちゃんとやって好感度を上げる、変だなと思わせないことが大切です。

空気を含んだボートネックカットソー
“こなれ感で個性を出す”
春夏だけじゃないボーダー

▼西本:
二つ目のコーディネートですが、大人っぽさが先ほどのコーデよりも増した感じがします。
それぞれを組み合わせた理由を教えてください!

▼中島:
これは夏に買ったものを秋に取り入れる、着まわしコーディネートです。

春夏、秋冬と気温が変わるたびに着るお洋服も変わっていくと思うんですけど、その度に洋服も買えたらいいですよね。
でも、お金や時間など制限があるからそんなに毎回は買うことが難しいってこともあるじゃないですか?
そして、意外と夏といっても最近まで暑かったから買い足したものがマリンのボーダーだったということはありませんか?

それを秋だからもう着れないというのはもったいないので、そこを是非使って生かしていきたいなと思いました。

▼西本:
はい。私はファッションが大好きなんですが、学生ということもあって頻繁に買うことは難しいです。
夏のアイテムを秋に使う、というのはどのようにして使うんですか?

▼中島:
「インナー使い」をします。
先ほど見える面積が大きいトップスとボトムスは人に与える影響も大きいという話をしたんですけど、ボーダー1枚だとマリンテイストになってしまうので、ジャケットで隠してしまいます。

特にHAAGのボーダーはシャカシャカしている感じではなく、優しくふんわりウォーム感もあるので、秋冬に着ていてもよく馴染みます。実際に僕も暖かくて気持ちいなと思いながら着ています。

▼西本:
そのふんわりと商品名にある空気を含んでいるというのは関係があるんですか?

▼中島:
はい、空気を含んでいるということで暖かいです。
この暖かさというのは季節感を演出するので、ただのシャカシャカしたボーダーのカットソーとは違いが出せます。
HAAGのカットソーというのも秋らしさを出すポイントだったりします。
もちろん、HAAGのボーダー以外でも見えるところを少なくすれば秋冬でも使えます。

▼西本:
あと、気になったのがジーンズの裾の折り返しが個性的ですね!

▼中島:
裾って直す人も直さない人もいると思うんですけど一番迷うポイントですよね。

ある意味ここでも個性を出せるポイントです。
どれくらい長いのか短いのか、何回折るのか、その折り幅は?など与える印象って違うんですけど、今回に関してはシンプルなアイテムを選んだので、この折り返しの部分で差をつけて個性を出したいなと思いました。

▼西本:
とてもオシャレなんですけど、なかなかやりづらそうですね…

▼中島:
でも個人的にファッションに従事している者として、これをやっている人はみんなオシャレだなと思います。リジットジーンズは縮んでしまうので1、2回洗うまで裾上げしない人が多いじゃないですか。
その期間に一回チャレンジしてもらうとやりやすくて面白いかもしれないですね!

▼西本:
袖をまくっているのもわざとですか?

▼中島:
はい!
季節感は肌の見せ具合で調節するんですけど、今回見えてる部分って袖をまくらないと首だけなんです。
秋冬は夜になると寒いのでジャケットを羽織ることがあると思うんですけど、日中の暑い時はジャケット脱ぐときも脱がないときもめくることで単純に涼しくて今の秋の真ん中くらいの季節感にまります。
これをするには、バーンズのシワになりにくい素材のジャケットがぴったり。
普通のウールのジャケットとかスーツでやるわけにはいかないのでこれがポイントです。

▼西本:
袖のまくり具合もオシャレに変えてしまうんですね・・・。
私は暑いからまくる、くらいの気持ちでした。勉強になります。

先ほど、ボーダーだけだとマリンテイストになるというお話がありましたが、ボーダーの幅で印象が変わるって聞いたことがあるんですけど、どうですか?

▼中島:
変わります!
ボーダーの幅が太ければ太いほどカジュアルに見えます。
これはボーダーに関わらずなんですけど、柄やドット、ストライプもそうで大きくなればなるほどカジュアルに見えます。だからドレスシャツとかを見ると全部柄が小さいはずです。

なので、全体のバランスを考えて太めのボーダーの時は他がカジュアルに見えないようにちょっと辛いアイテムだったりカッチリ見えるアイテムを合わせると良いんじゃないかなって思います。

▼西本:
合わせる洋服によってボーダーの幅を変えると面白いっていうことですね!
ボーダーは何となく買っていましたが、自分が持っている洋服のテイストに合わせて幅も意識して取り入れたいと思います。

中島さん、今日はありがとうございました!
また突撃させていただきます!


いかがでしたか。

ベーシックなアイテムでも、組み合わせ次第でコーディネートの幅はぐっと広がります。
ぜひ自分らしいコーディネートでファッションの秋を楽しんでくださいね!

それでは、次回もお楽しみに。

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