みなさん、こんにちは！山田です。
今朝の関東は、最低気温は10℃を切るという寒さで、ベッドから出るのが本当にきつかった・・・！です！
さて、この週末は「工場サミット」を開催しました。
もともと工場サミットは、工場の若手採用を目的としていましたので、工場と学生メインのイベントだったのですが、今回からはお客様も一部お招きして開催しました。その理由は、ブログの最後で書きます。笑
【工場サミット日程】
・日時:2018年11月17日(土)
・時間:12:00-18:00 (11:30受付開始)
・場所:LIFULL Table (東京都千代田区麹町1-4-4 1F)
当日は、どんなセッションがあったのかを時系列で書いていきたいと思います。
Session 1：「自社ブランドの挑戦」
（12:10～13:10 工場トークセッション1）
【登壇者】
HITOYOSHI株式会社 代表取締役 吉國 武 氏 (熊本)
株式会社ユーティーオー 代表取締役 宇土 寿和 氏 (岩手)
株式会社革包司博庵 代表取締役 長谷川 博司 氏 (東京)
有限会社デ・アイ 代表取締役 出樋 敏宏 氏 (熊本)
全国の百貨店で販売しているHITOYOSHIシャツ、博庵の革小物、UTOのカシミヤマフラー（昨年はふるさと納税で売上2億円とのこと！）といった、すでに自社ブランドを確立している工場に、「どうやって自社ブランドを確立させたか」「これからの課題は？」などを聞きました。
重要なのは、ものづくりに止まらず、小売にまで目を向けること。
そのために、百貨店、ネット、ふるさと納税などの方法を使ってお客様を増やしているそうです。
大学、専門学校の学生は50名ほど集まりました。
Session 2：「次世代の工場を担う若手」
（13:15～14:15 工場トークセッション2）
【登壇者】
有限会社フォルツニット 斉藤 修吾 氏(新潟)
株式会社インターナショナルシューズ 上田 誠一郎 氏(大阪)
株式会社マーヤ 菅谷 正 氏(東京)
フレックスジャパン株式会社 高野 美麗 氏(長野)
30歳前後で家業である工場に戻ってきた「せがれ」によるセッション。
いまの悩みや今後の展望、工場をどうしていきたいかを本音で語ってもらいました。それにしても、みな、ものづくりに夢を持っており、熱いエネルギーを感じました。
ランチには登壇者していただく異業種のみなさまのおにぎり（梅干し入り）、お茶が振舞われました。ふわふわのおにぎりに、甘い梅干し、そしてお茶がとっても美味しかったです。
Session 3：「異業種のチャレンジャー」
（14:45～15:45 異業種トークセッション）
【登壇者】
株式会社ごはんとおとも 橋本 英治 氏
株式会社バンブーカット 竹内 順平 氏
株式会社つきまさ 土屋 葉 氏
こだわりのお米で、おにぎりを作る「ごはんとおとも」橋本さん、梅干しをプロデュースしている「バンブーカット」竹内さん、魚河岸銘茶のお茶をつくる「つきまさ」土屋さん。業種は違えど、伝え手として価値を伝えるチャレンジをしている皆さんの話はとても勉強になりました。
話したがらない職人の声をどう市場に伝えるか。みなさんパッケージやイベントなど、とても工夫されていましたが、土屋さんは、お茶を売る際には、逆に伝えない。まずは味わってから、うんちくを話すとおっしゃっていて、おもしろいなあと思いました。
Session 4：「今後の小売のかたち」
（15:55～16:55 特別ゲスト トークセッション）
【登壇者】
株式会社ルミネ 取締役相談役 新井良亮 氏
ファクトリエ代表 山田敏夫
新井さんは、高校卒業後にJR東日本に入り、いち鉄道員からJR東日本の副社長になったという伝説の人です。
そんな新井さんがおっしゃったのは、「30年後を見据えた経営」。
また、今後グローバル化する変化の激しい時代を生き抜くためにどうなるべきか、人財への投資について話をしていただきました。
工場の2代目、3代目はもちろん、学生も多く来ていましたので、とても勉強になったと思います。私自身、社長とは謝長であって、公の心を持って公正明大に生きろという言葉に感動しました。
Final Program：「工場の表彰式」
（17:00～17:30）
今回、お客様に投票していただき、初めての「工場アワード」を実施。
アワードの受賞者は、岩手県北上市にあるカシミヤ工場「UTO」さんです！
銀座、名古屋店に宇土社長自ら店頭に立って、カシミヤの魅力を説明していただき、オーダー商品の特別受注会を企画いただくなど、お客様との交流がもっとも多かった工場さんだからこそ、かもしれません。
