水族館から考える見せ方の創意工夫

こんにちは。日下部です。

最近、既成概念にとらわれないように、アパレル以外の観点からファッションにアプローチできないかというのをよく考えています。

ファッションを語るためには、良い商品があるのが大前提ですが、ファクトリエのようにECサイトを中心に販売をしていて思うことは、「見せ方」も非常に重要な要素であること。

どんなに良い商品を作っても、その良さがお客様に伝わらないと商品は買って貰えない。つまり見せ方の工夫というのも大切だなと日々感じています。


先日、すみだ水族館に行って来たので、その「見せ方」について水族館を例に要素分解していきます。

階段を上がるとまずはじめに出てくるのはこれ。大きな水槽が目の前に広がります。この「インパクト」は水族館を楽しむぞという気持ちにさせてくれます。

そして次に出てくるのは、クラゲの水槽です。先ほどの明るい空間からは一転。暗闇の中に広がるクラゲたちのライトアップは、異世界に飛び込んだような非日常的な印象を与えてくれます。この「ギャップ」は時間の流れが変わったように感じました。

このクラゲゾーンには、大小様々なクラゲたちがいて、その大きさに合わせた水槽が並んでいます。右手奥には、ラボがあり実験室のような雰囲気で小さなクラゲたちに目線を集中させるような工夫がされているように感じました。小さなものにも「フォーカス」することで、吸い込まれていくような気持ちになります。

クラゲゾーンを抜けて広がってくるのが、ペンギンたちの巨大な水槽。ここでスイスイと泳ぐペンギンたちを見ると開放的な気持ちにしてくれます。この時は、ペンギンたちにエサをやる時間だったので、飼育員の方々が解説付きでパフォーマンスしてくれます。こういったパフォーマンスは、水族館の「メインイベント」として館内にいるお客様を集める仕組みとして機能しています。

この他にも金魚たちを相撲の番付に見たてて展示してあったりと「意外性」を感じさせるディスプレイでとても目を引くものもありました。

水族館は、魚たちをどのように見せるかに重点を起き、お客様にどうやって楽しんでもらえるかを考えて色々な工夫がされていると感じました。


ここまで私の想像力を膨らませて水族館を楽しんで来たわけですが、まとめると「インパクト、ギャップ、フォーカス、メインイベント」などが見せ方の大切な要素になってくるのかなと。

私自身は、見せ方のプロとしてのキャリアを積んで来たわけではないので、その道のプロにはない斬新な発想から何か面白いことが生み出せたら良いなと思っています。

通常であれば、他ブランドの店舗に行ってどのようなディスプレイがされているのかを見ながら学ぶことが多いと思います。しかしながら、今回の水族館のようなファッションとは関係ないところから創意工夫の要素を学び、どこかでうまく活かせないかと考えることも大切かなと思いました。

工場の方々が思いを込めて作ってくれたファクトリエの商品をどうやってお客様に伝えていくか、どうすれば商品の良さが伝わるか、今後も色々な観点で学びながら考えていきたいと思います。

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