職人技術が生み出す美しいシルエット! 自信を添えてくれるスカートをつくる スカート工場「デ・アイ」の技術

体型を気にせずに好きなお洋服を着れたら、どんなに楽しいだろう・・・!
それは、多くの人が持っている思いなのではと思っています。

私もまさにその一人。
上半身が痩せ型なのに対し下半身が大きく、とってもアンバランス。
普段は「下半身をカバーしてくれる服」という意識で、お洋服探し方をすることが多いです。

自分の似合う服は理解しているつもり・・・それでも・・・
どうしても憧れてしまうもの、それはラインがしっかりでる「タイトスカート」でした。

試着しては諦めていたのですが、そんな体型への悩みがある人の不安さえも優しく包んで思わず笑顔にしてしまう素晴らしい技術を持つスカート工場さんがあります。

それは、「デ・アイ有限会社」さん。
今日は先日ファクトリエで開催された工場さんとお話できるイベントに参加して知った、デ・アイさんのスカートの魅力をお伝えします。


気になる下半身を美しくカバーしてくれる魅惑の「タイトスカート」

商品名:ウールニットハイウエストタイトスカート

このスカートはまさに冒頭で書いた私の悩みを解決してくれるスカートで、
下半身に自信がないといった悩みを抱えた人に一番におすすめしたいです。

■タイトなのにボディラインを拾いにくい沢山の工夫

1.ハイウエストかつ膝丈までのロングスカート
腰の位置を高くすることで、ウエスト部分を強調し、そこから膝下までのロングにすることで、Iのラインをキレイに長く魅せて体型をカバーしてくれます。

2.ベイカーポケット
大きめポケットがついてることで、腰回りをスッキリ見せる視覚効果がでるのです。

3.スカートのフロント部分にある裏地
このスカートの一番のポイントです。
芯を入れていることで、中でピタッと密着してガードルのような作用をしてくれ、腰回りのお肉をヒップにキレイに収めてくれるのです。


歩くたびに美しい広がりをつくり 所作をキレイに魅せてくれる「フレアスカート」

商品:ノータックフレアスカート

動くたびにふんわりと変形する美しさがフレアスカートの魅力だと思うのですが、その反面気になるのが、「重たく見えたり、広がりすぎてやぼったい」印象にならないかどうか。

まずは見てほしいのがこちらの写真

こんなにもたっぷりと生地を使っているんです!

社長の出樋(であい)さんが広げてみせてくださりました。
歩くたびにふんわりと形を変えるフレアの部分をとても大事にしているからこそなのですが、このスカートがすごいのは、これだけの生地を持ち合わせながら、履く人にも見る人にも重さを感じさせない「すっきりさ」の両立ができていること。

■たっぷりフレアなのに重さを感じさせない工夫

1.生地へのこだわり
ポリエステルウールで織るツイル生地はとても軽く、生地をたっぷり使うからこそのもの。
さらに、裏地はキュプラ100%を使用することで、柔らかくスカートのシルエットを美しくみせます。
キュプラは縫製が難しいことを職人のかたがおっしゃっておられました。

2.ハイウエスト
始まりの位置を高くし、かつカーブベルトでしっかりウエストを支えてくれるようにしていることで、華奢な印象になり、ストンとフレアが広がる設計になっています。


まるで芸術品のような技が光る「デニムスカート」

商品Aラインデニムスカート

スッキリとしたAラインのスカートは気になる太ももを気にならなくしてくれます。
さらに、カジュアルにも上品にもどちらにも使える優秀さを持ち合わせているので、1つあるとコーディネートの幅が広がります。

このスカートがただのデニムスカートではないのは、「裏地」を見ればわかります。

■美しいスカートをつくる製法技術

1.奥まつり裾上げという製法で縫い上げる
縫い目が裏からも見えない為、糸が脚などに触れる摩擦で切れにくくなります。
この奥まつりという技術は、機械を持ってしてもとても難しく、人に左右される製法なのだとか。

2.立体的な構造のポイントとなる「いせ込み」
距離の違う生地を伊勢込みながら縫い上げる技術が優れているからこそ、体を包み込む体型カバーのスカートを作ることができるのです。

最後に、こんなにもこだわりがつまったスカートを作る「理由」を出樋社長に聞いてみたのですが、「綺麗にみえるから」ととてもシンプルな答えを笑顔とともに答えてくださいました。
そして、「そのためにできるだけのことはやりたいと思っている。」とも。

こだわりを持っているという意識よりも、純粋に綺麗に見えるよう追求し続ける。
そんな思いと技術がつまったスカートは、身につける洋服の枠を超えて、「女性の悩みを解決する」力をもっています。

身につけるのであれば、そんな情熱をもったお洋服がいい。
だからこそもっと深く知って、自分で選び取って身につけていきたい。
そう思ったイベントでした。

#タグ

関連の記事

Follow Me!