【突撃取材レポート Vol.1】知らないと損する!?パーソナルカラー診断を取材

こんにちは!ファクトリエ 広報・企画担当の山岡です。

さて、春に向けて色々なカラーの洋服が出てきますが、なんだかんだ言って、結局クローゼットは似たような色ばかり・・・ということが多いのではないかと思います。

ちなみに私は、黒・白・茶・ネイビーといったベースカラーがほとんどです。

今年も間も無く春でファクトリエでも春めくカラーの洋服がちょこちょこ発売される中、やはり例年通りどんな色にしようか悩みに悩む私でしたが、思い出したのが「パーソナルカラー診断」でした!
そういえば最近よく耳にしますよね。

実は、最近ファクトリエでも提供しているサービスですが、「実は、本当に似合う色」がわかるというすごいもの。
コンシェルジュの羽田野がプロフェッショナルということで、どんなものなのかを教えてもらい、あわよくば自分のカラーを知りたいという下心を秘めながら、突撃取材を申し込みました!

それでは早速、レポートをお届けします。


<突撃取材レポート Vol.1>
パーソナルカラーを知らないと損する!?
海外のエグゼクティブは当たり前!
~似合う色を知って、もっと魅力的に!~

パーソナルカラーという言葉、最近よく聞くようになったと感じませんか?
もしかするとすでにパーソナルカラーを自己診断したり、本を読んで勉強しているかもしれません。

ファクトリエには、そのパーソナルカラー診断のプロがいます。
それは、コンシェルジュの羽田野です。

そもそもパーソナルカラーについてや、やり方など、私自身気になっていたので、教えて!(&やって見せて!)と羽田野にお願いすると、快く引き受けてくれたので、銀座店がお休みの月曜日にじっくり取材してきました。


そもそもパーソナルカラー診断って? ~ベースの2色と4つの季節~

■パーソナルカラーの歴史 ~洋服とのふか~い関係~

パーソナルカラー、最近聞くようになりましたが、実際どんなものなのでしょうか?
礼儀として一応下調べしてみると、実は、洋服とかなり関係が深いことがわかりました。

パーソナルカラーという考えはアメリカで生まれました。
アメリカでは1940年代くらいに活用されていた色を上手に使って住宅や工場の環境を快適にするための色彩調節を元に、肌・目・髪の色などから、その人に適している 色を探し出す手法が編み出され、それがファッションやメイクにも活用されるようになったのがはじまり。

ただ、最初に注目されたのは、1960年9月26日に行われた、アメリカ大統領選さなかのテレビ討論会のこと。
ケネディ氏は、この時すでに色の効果の考えを取り入れ、活動的でパワーのある印象かつ若々しく力強いイメージになるような戦略を図りました。
当初劣勢であったケネディ候補がケネディ大統領になったのは、この時の色の効果が大きかったと言われています。

その後政治家やセレブリティをはじめ、多くの人たちが活用し始め、70年代には「パーソナルカラー」という言葉が出来上がりました。

つまり、パーソナルカラーはファッションと切っても切れない関係なんです。
これをうまく活用しない手はありません!


■パーソナルカラー診断

さてパーソナルカラーには、大きく分けて下記の要素があります。

  <パーソナルカラーのグループ分け>
   1)ブルーベースかイエローベースか
   2)1)をさらに2つに分けた4つの季節
      イエローベース:Spring、Autumn
      ブルーベース :Summer、Winter

これにより、自分に似合う色がわかります。
ただ、勘違いしてはいけないポイントがあるとのこと。

それは、これ以外の洋服が似合わないというわけではないということ。
むしろ、この自分のカラーを見つけることで、ファッションをもっと楽しめ、自信を持てる、コーデの新しいチャレンジができるということなんです。

また、同じ「ネイビー」でも、それぞれのシーズンにちょっとずつ違う色味があるので、例えば、ネイビーが似合わない!ということはない、ということでした。
自分の似合う色の中からネイビー系を探せば良いのです!


■パーソナルカラーは一生変わらない!?

実はこのパーソナルカラーはもって生まれたもので、一生変わることはないのだそう。

日焼けをしても、逆に日焼けの状態から戻っても、このカテゴリは変わりません。
(カテゴリ内のカラーでも似合うランキングをつけられますが、そのランキングは日焼けなどで変わるそうです。)

つまり一度診断すれば一生使えるということ。

それでは、羽田野にもっと詳しく聞いていきたいと思います。


パーソナルカラー診断をおすすめする
これだけの理由

取材当日、羽田野は小ぶりの旅行トランクを持って現れました。
そんなに荷物がいるの?と思いましたが、開けてみてびっくり。
何十枚もの色とりどりの色の布と、カラーチャートのような丸い輪っかの真ん中に「S」「S」「A」「W」と書いた大きな紙。
どう使うのかをワクワクしながらはやる気持ちを抑えて、まずはパーソナルカラー診断とはなんたるかを改めて聞いてみました。

■羽田野のパーソナルカラーへの想い

羽田野:私は、みんなが自分らしく輝いてほしいと思っています。
単に似合う色の服をきて、モデルさんみたいに可愛く、かっこよく見えるのがいいのではなく、それぞれが、色という力を借りてそれぞれの魅力を発揮できるといいと考えています。
最適な色を身につけると、周りからみた時に、信頼感や魅力が増します。

という羽田野。

確かに大統領選の事例もまさにそうですね。

またよくコーデが楽、カッコ良いと言って黒を選ぶ人が多いのですが、実は黒はシャットダウン、思考停止の色なんだそう。
黒ばかりではなく自分に似合う色を身にまとうことで、より情緒や感性、自己表現が豊かになるんだそうですよ。


■似合う色だからこそ、大切に長く着られる

羽田野がファクトリエでカラー診断をする理由。
それは自分自身も、いいものを長く着たいと考えているからなんだそう。

長く着たいからこそ、似合う色で、かつ、日本製の素材のいいものを身にまといたい、という強い思いを感じました。
確かに、似合う色をずっと長く心地よく着る、これほど気持ちがいいことはありません。

さて続いては、いよいよパーソナルカラー診断はどうやるのか、ご紹介します。


パーソナルカラー診断のステップ
似合う色味か否かでこんなに変わるもの!?
素人でもわかる圧倒的な違いに驚愕!

ステップと書きましたが、本当にほぼ1STEPでした。

ただこの診断は、多くの場数を踏み熟練している人がやらないと、誤る事もあるので危険なんだそう。
(飛行機のパイロットの指標みたいですね!)
プロの世界観を感じました。

  <パーソナルカラー診断のSTEP>
   1)同系色でイエローベースとブルーベースの布を胸に当てる
   2)顔の色味の見え方の違いで判断

これを色々な色で繰り返します。

以上!

カラーの勉強をしていない私でも見え方の違いに気がつくほど、圧倒的な差が出ます。

ちなみに診断の途中で、自分にあっていない色とあっている色を比べる時に羽田野から出てくる言葉・比喩は、相当面白く、それも楽しみながら診断が進みました。

それでは、診断士羽田野の顔で、見え方を見比べていただきますので、顔の見え方の違いに着目してみてください。

イエローベース
イエローベース

※写真では(私の腕のせいで)わかりにくい部分もあるのですが、ご了承ください!実際に体験していただくと本当に違うのです!

レモンの黄色(右)を当てた時に、顔の下からライトが当たっているように明るくなり、生き生きとした表情、顔色に見えます。

バナナの黄色(左)をあてた時、同じ光などの条件下ですが日焼けしたような感じに、肌が濃い色味に見えます。

私は、茶色は全部イエローベースのグループの色味だと思ったのですが、コーヒーブラウンのような色味はイエローベース(左)。赤が入った赤茶がブルーベースです(右)。

羽田野によると、似合わない色の布を当てると、食堂の三角巾をしているように、逆に、似合うほうの色の布を当てると、おしゃれなカフェの定員の三角巾というような感じに、違いがわかります。

羽田野はブルーベースなので、その場で見ていて、その違いに「確かに。」と妙に納得してしまいました(笑)。


パーソナルカラー診断@銀座店
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実際に体験したお客様にもヒアリング

すでに診断を受けたお客様にも取材してきましたので、BeforeーAfterの写真と羽田野のコメントとともにご紹介します。

島崎梨奈さん ~ブルーベース/ウィンター~

■羽田野コメント

ファクトリエのイベントなどにもよくお越しいただく島崎さん。
ネイビーのキュプラフロントタックワンピースをさらっといつも着こなされている島崎さんですが、つけるスカーフの色味による違いを写真にてご紹介します。

緑の色味はイエローベースです。
顔がより、黄色っぽく見えませんか?
島崎さんの綺麗な肌が台無しです。

それに比べて、白、ピンク、紫が入ったスカーフ(Factelier by MARCAのものです)。
島崎さんの白い肌がより透明感ある色味に見えます。
濃紺のワンピースともコントラストが強いところがお似合いですね。

■島崎さんコメント

最初はちょっとした興味で診断してもらったのですが、思ったよりもずっと奥深くて、たくさんの発見がありました。

本当に良かった!と思ったのは、
自分を魅力的にみせてくれる色とそうでない色が自分の中でクリアになったことです。

感覚だけでなく、新しい判断軸ができたことで、服選びがさらに楽しくなりました。

カラー診断は自分を知ることの一つの手段でもあると思うのでおススメしたいなぁと思います。


名村宅司さん ~ブルーベース/サマー~

■羽田野のコメント

名古屋店によくご来店いただく名村さん。先日は新潟の工場ツアー後に銀座店にも立ち寄っていただきました。

真っ黒なプルオーバーだけですと重たい印象になりますが、ツートンカラーのマフラーがポイントです。
サマーの名村さんにぴったりな、明るめのインディゴとライトパープルのツートンでよりやわらかいい印象になっているのがわかりますでしょうか。

■名村さんコメント

カラー診断を受ける前は、色には好きか嫌いかの判断基準でしかありませんでした。
診断してもらう前に、カラー診断とはどんな事か説明を受けいざ診断。

襟元に様々な色の布地をあてていくと、顔の血色の良く見える色とそうでない のが実感できました。

自分では身につけないであろう色などが発見できて、服を選ぶ選択肢が新たに増えて、とてもためになりました。


カラーグループ別 この春のおすすめアイテム

カラーグループ別にこの秋冬のアイテムでおすすめも聞きました!

ここでは、ファクトリエらしいベースカラーはあえて外し、この色を持っておくと、ベーシックからさらに一歩進む配色につなげられるというものを、羽田野のコメントともに紹介します。

ブルーベースの人におすすめ

【MEN’S】ダブルフェイスコート/グレーベージュ

黒と白だけを混ぜたグレーではなく、色味が混ざっていることがこのコートの良さです。

▼詳しくはこちら

https://factelier.com/products/detail.php?product_id=13246

エグゼクティブスーツ・テーラードジャケット/ライトグレー

グレーでも冷たすぎないこのジャケットの色味。ネイビーや黒はすでにお持ちだと思いますので、次のジャケットの色味にこの色を検討してみてください。春らしく、またしっくり似合うでしょう。

▼詳しくはこちら
https://factelier.com/products/detail.php?product_id=13126

【WOMEN’S】スビン綿ニット/イエロー

新作で最近でた色味のこのニット。
レモンイエローの色味の現物を店頭で見て、即購入を決めました。(私もブルーベースのため)このレモンイエローは柄物に使われたりはしますが、あまり単色では出てきません。買い!の一枚です。

▼詳しくはこちら
https://factelier.com/products/detail.php?product_id=13237


イエローベースの人におすすめ

【MEN’S】フレスコタイ/サックス

ネクタイはネイビーや青を選びがちだと思いますが、青は青でも、クスカのサックスはイエローベースの方に似合う青です。
ぜひ普段とは違う青をお試しください。

▼詳しくはこちら
https://factelier.com/products/detail.php?product_id=11043

MENキャッシュウールプルオーバー/オレンジ

こんな派手なオレンジ、似合うの?と思われるかもしれませんが、このモデルに出ている社員の岡田はイエローベース。
肌になじんでいるとおもいませんか?
イエローベースの方が着ると驚くほどなじみ、しっくりくるのです。

▼詳しくはこちら
https://factelier.com/products/detail.php?product_id=13082

【WOMEN’S】テンセルカシミヤVネック長袖ニット/レッド

イエローベースの赤、朱赤。このテンセルカシミヤのレッドが使える赤のニットです。年中使える素材なので、イエローベースの方は1枚持っておいてください。

▼詳しくはこちら
https://factelier.com/products/detail.php?product_id=11103

スカーフ ヨットプリント/オレンジ

スカーフは顔に一番近い場所だからこそ、似合う色を。
ジャケットなどトップスに違うグループの色味をもってきたとしても、顔周りを似合う色にすると印象が変わります。
オレンジのやさしい色味が、この春1枚持っておくとどんな洋服にも合わせて使える一枚です。

▼詳しくはこちら
https://factelier.com/products/detail.php?product_id=13219


取材後記

いかがでしたでしょうか?
終始笑いながらの取材。
ですが、自分に似合う色を知る事で、もっと洋服選びが楽しくなるな、と思いました。

一番良かった気づきは、好きな色=似合う色とは限らない、ということ。
ただ、似合う色以外は似合わない色だから着られない、というネガティブなものではなく、好きな色がもし自分のグループではなかったら工夫すればよいだけなんだそう。
例えば、顔の近くに持ってこない、などしながら上手に組み合わせればOK!

さらに、今まで似合うかわからないと思ってチャレンジしてこなかった色も、思い切ってチャレンジすることができます!

女性はこのイエローかブルーかを知っているだけで、化粧品を選ぶ際にもう役立ちますのでぜひやってみることをおすすめします。

ちなみに私も羽田野と同じブルーベースでした。
(ちゃっかりやってもらいました笑!)

それではまたいつか、お楽しみに!

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