ファクトリエ・ご当地の食を持ち寄る交流会 ~愛知の伝統工芸士をお招きして~

こんにちは。ファクトリエ銀座店の羽田野です。
直営店では、様々なイベントを開催しております。
その中でもお客様と作り手が一緒になって楽しめる、こだわりのものを持ち寄って語り合う交流会。

通称「もちより交流会」は、参加者の出身地に合わせて、「ご当地の語れる食!」をお持ちいただき、参加者で語り合いながら味わうというもの。

アパレル工場の職人も参加!いろんな業界の職人と一度に触れ合える

これがもう、いろんな食が集まってとても楽しいんです。

この県ではこういうものが有名なんですね!と発見があったり、地方の美味しいお酒をたしなんだり。

ファクトリエらしく「工場」の方にもご参加いただくのですが、今回は、女性のブラウスを手掛ける縫製工場「マーヤ」の菅谷さんが参加してくださいました。

工場での「ものづくり」のお話もしてくださいました。


同じ岐阜出身でも知らないモノやお酒がいっぱい

お酒と一緒に、岐阜の美濃焼の「鳴きとっくり」を一緒にお持ちくださった方もいらっしゃりました。
お酒を注ぐと鳥の鳴き声のような音が鳴るんです。

私は岐阜出身なのですが、こんなものがあると知らなかったので、改めて地元の魅力を発見する機会になりました。


愛知で盛んな「神具」作り!最年少・伝統工芸士の岩田三宝製作所・3代目の岩田さんが実演!

今回は、銀座店で「愛知」のものづくりを特集していることから、愛知の「尾張仏具」木地部門(神具)の伝統工芸士に最年少で認定された、岩田三宝製作所・岩田様をお招きして開催いたしました。

岩田様は岩田三宝製作所の3代目として三宝などの神具、仏具のものづくりをするだけでなく、「SANBOU」という新しいブランドを立ち上げ、三宝作りの技術を生かして、“生活に身近なもの”を作って販売もされています。

「神具、仏具の業界も、こだわりの作りを伝えてこなかった、発信してこなかったから衰退してしまっている。自分は、多くの人に、三宝のものづくりを伝えたい」という想いで、演なども各地で行っているようです。

実際、銀座店内でも三宝作りの実演もしていただきじました。

薄くて軽いヒノキ。そのヒノキを重ね合わせ、重なった部分をかんなで削っていきます。
簡単に行われていましたが、お客様が体験してみると、切りくずが短くなってしまい、うまくいきません。
手の動き、力の入れ加減、まさに職人技を感じることができました。


伝統技術「組子」の技術を使ったパズル「PACHIKUMI」

日本の伝統技術「組子」。この組子は、溝の入った木の板を組み合わせて形を作る技術(一切釘を使いません)です。この技術を活かして誕生したのが「PACHIKUMI(パチクミ)」。さまざまな形を創り出せる組子ブロックで、思い思いに“パチッ”と“組み”合わせていきます。

皆様真剣。(会場はし~~んとなりましたが(笑))

組み合わせの方法によっては数億通り以上の形ができるPACHIKUMI。集中して行うことで、木の柔らかさも感じられました。

皆様のこだわりを知り、おいしいものをいただく。
そして、日本のものづくりを知り発見する、交流会。

今後も開いてまいりますので、多くのかたにご参加いただければと思います。

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