人生初体験!アパレル業界の常識を覆す展示会に行ってきました

ファクトリエの考えに最初に賛同していただき、ファクトリエ初のファクトリーブランドとなったシャツ工場「HITOYOSHI」。今回、創業10年を迎える「HITOYOSHI」が開催する展示会に行ってきました。ファクトリーブランドの展示会に足を運ぶのは、人生で初めて。ファクトリーブランドの展示会って、凄いことなんです!


アパレル業界での展示会について

展示会は、様々な業界のB2B取引で行われており、例えば東京ビッグサイトでは、連日のように大規模な展示会が開催されています。2Bのメーカー各社は新規取引先を開拓するため沢山の経費を使い、それぞれに趣向を凝らしています。

では、洋服の世界では展示会はどのような形態で行われているのでしょうか?

※簡単な業界内のバリューチェーン解説

図のように、大きくは3つの展示会が開催されます。まずは、糸や生地の原料メーカーがコンバーター企業に向けて行う展示会です。これはあまり大規模ではなく、日頃からの関係性が深いため、展示会自体を開催していないメーカーもあります。

次が、実際に洋服を企画するアパレルメーカーに向けて生地や糸を紹介する展示会です。大手コンバーター企業が様々な素材を集積し、既存・新規問わず、様々なアパレルメーカーに向けて広く来場を募っています。

最後にアパレルメーカー開催の展示会です。セレクトショップや商業施設(百貨店や駅ビルなど)に向けて、新規出店や既存取引拡大のために開催しています。


今回の展示会はこれまでの業界ではありえない

もう皆さん気づいたと思うのですが、このバリューチェーンの中に工場は出てきません。なぜなら、工場はアパレルメーカーから生産指示を受けて商品を作っているだけだったから。工場が自らで企画を立ち上げ、それを提案する場がなかったのです。

ですから、今回のHITOYOSHIの展示会はこれまでのアパレル業界ではありえなかった展示会です。では2Bは誰でしょう? それは上記のバリューチェーン上の川下、つまり商業施設やセレクトショップのバイヤーです。この構図を見ると、本当に常識を覆す展示会であることがお分かりいただけると思います。


オーセンティックなシャツが見当たらない

HITOYOSHIはどちらかというとオーセンティックな、いわゆるワイシャツを作ることが得意なファクトリーですが、今回はオーセンティックなシャツが見当たりません! そう、今回は創業10年を経て新たな可能性にチャレンジする展示会なのです。私はHITOYOSHIの強みであるオーセンティックシャツの展示会だと想定していたので、場内に入ったときは圧倒されました。

ファクトリエの窓口になっていただいている森さんが、1点1点詳しく説明してくださいました。どの商品も、立ち止まって手に取り、質問したくなる作品ばかりです。

社長の吉國さんともお会いしました。今回の展示会への想いを改めて聞いたところ、以下のようにおっしゃっていました。

『我々を取り巻く環境は日々進化していて、オーセンティックなシャツをずっと作り続けていては変化に対応できません。ケミカルの進化や生活環境の変化によっては、ゆくゆくはコットンのシャツを着なくなる日が来るかもしれない。それでもシャツを作っていきたいという想いと、創業10年という節目で我々が何ができるのかを問うために展示会を開催しました』

最後に、展示会でいただいた冊子に書かれていた言葉をお伝えして終わりにします。

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