【社員紹介】Vol.10:日下部 純一 ~大手IT企業に勤務・安定志向だった人生に突然舞い降りた「神様の前髪」 ~

こんにちは。
ファクトリエのインターンの小宮です。

立春を迎えた2月ですが、まだまだ寒い日がつづきます。
寒暖差に身体が疲れやすい時期でもありますので、体調管理には十分に気を付けてくださいね。

さて、今回は月に一回お届けしている「社員紹介」です!

ご紹介するのは、ファクトリエの創業メンバーでもある日下部純一さん。

最初はボランティアとして携わり、このファクトリエを支えてきた重要人物です。
商品開発やカスタマーサポートなど様々な業務を横断的にやってきて、今のポジションは日下部さん曰く、全体を把握しながら「一番必要な部分を補強する係」なんだそうです。

ファクトリエに関わること7年。
創業当時の苦労や、日下部さんはどのようにしてファクトリエに携わってきたのか聞いていきたいと思います。


<社員紹介シリーズ Vol.10> 日下部 純一

今回のインタビューで日下部さんときちんとお話しするのは初めて。

大手IT企業から名も知れないベンチャー企業に飛び込んだ日下部さん。

「落ち着いた雰囲気の内側に、燃え上がるようなチャレンジ精神が隠れているのではないか」

と勝手に想像する私でしたが、日下部さんが言った言葉は・・・

日下部:「僕ってすごく安定志向なんですよ」

それを聞いてなんだか拍子抜けしてしまう私。

では、なぜそんな日下部さんがファクトリエに加わることを決断したのか?
どんなきっかけでベンチャーに挑戦しようと思ったのか?

早速、安定志向の彼を動かした“ファクトリエの代表である山田さんとの出会い”から聞いていきたいと思います!


<社員紹介シリーズ Vol.10> 日下部 純一

今回のインタビューで日下部さんときちんとお話しするのは初めて。

大手IT企業から名も知れないベンチャー企業に飛び込んだ日下部さん。

「落ち着いた雰囲気の内側に、燃え上がるようなチャレンジ精神が隠れているのではないか」

と勝手に想像する私でしたが、日下部さんが言った言葉は・・・

日下部:「僕ってすごく安定志向なんですよ」

それを聞いてなんだか拍子抜けしてしまう私。

では、なぜそんな日下部さんがファクトリエに加わることを決断したのか?
どんなきっかけでベンチャーに挑戦しようと思ったのか?

早速、安定志向の彼を動かした“ファクトリエの代表である山田さんとの出会い”から聞いていきたいと思います!


<ファクトリエとの出会い> 運命の出会いは大学生なら誰もが経験するあれ

出会いは大学生時代にさかのぼります。

学生同士の日下部さんと山田さんは偶然出会い、意気投合。
その場で連絡先を交換し、半年に一回集まるようになります。

初めて会った二人が意気投合して連絡先まで交換する・・・。

そこまでの関係になるほどの出会いはどこで生まれたのだろうと思い聞くと、なんと就職活動中なんだそう!
きっかけはある会社のグループディスカッションで偶然同じテーブルになったこと。驚きの出会いですよね。

そのときの印象を日下部さんはこう語ってくれました。

日下部:「あまり第一印象は覚えていないけど、その後、就活イベントで色んな企業の前でプレゼンする山田さんを見に行ったことがあって、なんかすごいなぁって思いました」

この出会いがきっかけで、後に一緒に仕事をする仲間になるなんて思いもよらないですよね。

■まるで“甲子園を目指す高校球児”のような感覚だったファクトリエのボランティア時代

そんなある日、山田さんからファクトリエを手伝ってほしいと声が掛かり、休日や会社終わりに集まり、同じく創業メンバーの小林さんたちと出荷作業などをしていたそうです。

日下部:「単純に面白かったですよ。部活に行ってるような感覚。山田さんのやりたいことに共感できたし、みんなで甲子園目指してる感じ!
夜遅くまで外苑前にある小さな部屋に集まって、“ああでもない、こうでもない”って言いながら話し合っていたのがついこの間のようですね」

大変だったに違いありませんが、楽しそうに笑顔で当時のことを振り返る日下部さん。

しかし、ファクトリエがだんだんと大きくなるに連れて、その業務もボランティアの域を超えてきてしまい、夜中2時までやることも。
日下部さん自身も今後の仕事について考え始めていたそうです。

そろそろ決断の時が迫ります・・・。

■大企業からの転身は“チャンス”

前職は大手IT企業のシステムエンジニアとして約9年間勤務していた日下部さん。

日下部:「幼い頃から目立つことが得意ではなく、全てにおいて平均点は超えてるような感じで育ちました。なので安定志向が強く、前職は僕の性格からしても何の文句もない職場でした」

しかし、ファクトリエでボランティアをして2年が過ぎた頃、山田さんからファクトリエの社員になってほしいと言われます。

日下部:「まさに告白されてる感じ(笑)。こっちも緊張しました。言われる前から考えてはいましたが、僕には会社を辞める理由が一つもなかったんです」

納得しながら聞いていると、予想外の言葉が飛んできました。

日下部:「でも、これは“チャンスなんじゃないかな”と思うようになったんです。この話を受けなかったら僕は一生前職を抜けることはない。こんな機会は一生巡ってこないのではないかと」

さらに日下部さんはこんな言葉を教えてくれました。

“チャンスの神様は前髪しかない”

これはチャンスを掴もうと思った時に掴まないと、手遅れになってしまうという意味です。前髪があるからと油断していたら、後ろ髪は無くて結局掴めないということ。

日下部:「だからこのチャンスを掴むか、掴まないのかの決断ですね。当時は独身で、実家暮らしだったので“何とかなる”と思ってファクトリエに入ることを決めました。人生で一番悩みましたね(笑)」

大きな決断をして一歩踏み出した日下部さん。
笑い話のように楽しくお話ししてくれる姿がとても印象的でした。


<日下部純一のお気に入り>
Factelier by 宮崎製靴 ペニーローファー

様々なアイテムを展開しているファクトリエですが、スタッフは普段どんなものを実際に着て、お気に入りにしているのか。
その背景にあるストーリーと共に聞いていきたいと思います。

■“グッドイヤーウェルト製法”により追求された「歩きやすさ」

“靴”が好きだとおっしゃる日下部さん。

日下部:「そんなに数は持っていないんだけど、靴って大事にすれば長く履けるし、なんか自分に合ってる気がするんですよね」

そんな日下部さんが虜になったこのローファーは“グッドイヤーウェルト製法”で作られています。

グッドイヤーウェルト製法とは、本格的な革靴を代表する意匠。
アッパーとアウトソールを直接縫い合わせるのではなく、「ウェルト」という細革を介してくっつけているのが特徴です。

日下部:「とにかくこのローファーは疲れにくい。他のものと比べても断然に歩きやすいんです。
このグッドイヤーウェルト製法で作られた革靴はインソールの中にコルクが敷き詰められているので、履いていくとコルクが沈み、自分の足の形になっていきます。まるでオーダーメイドで作ったかのような履き心地なんです」

歩きやすいこのペニーローファーは日下部さんの定番アイテム。

日下部:「週に一度は必ず履いてます。たくさん歩く日でもカジュアルになりすぎず、色んな服にも合わせやすいので優れものです」

■「大切にするほど愛着に変わる」を実感できるローファー

お気に入りの靴はなるべく長く履きたいもの。
グッドイヤーウェルト製法は頑丈な作りであることも有名です。

日下部:「かかとがすり減ったので一度修理していただきました。このローファーは底の修理がしやすいので、アッパーの手入れをきちんとしていれば何十年も履くことができます。
このローファーを作ってくれている工場「宮崎製靴」に修理をお願いしたら、新品みたいに綺麗になって返ってきたので本当に驚きました」

工場の職人の方々の靴への愛情も感じますね!

2年前に購入されたペニーローファーを拝見しましたが、素人の私がみても分かるくらい、大事に履いていることが伝わりました。
味のあるシワや艶が出てより一層素敵なものになっていますね。

たとえ既成品であっても、履けば履くほど馴染んでくる“自分だけの靴”。
皆さんもぜひチェックしてみてくださいね!

『ペニーローファー/ダークブラウン/2E』
¥49,680 (税込)


<座右の銘>
正解を選ぼうとするのではなく、選んだことが正しくなるように行動しなさい

その人が生きていく上で大切にしている言葉、道しるべのような言葉を聞いていきます。

日下部さんの座右の銘は「正解を選ぼうとするのではなく、選んだことが正しくなるように行動しなさい」。

この言葉は、前職を退社するときに、同じチームで働いていた先輩から言われた言葉なんだそう。

日下部:「一緒に仕事を共にした一番の先輩だったので、安定志向のうえに、根拠がないと動けない僕の性格をよくわかってくれていました。
なので、“ベンチャー企業に行く決断が正解なのか”と悩むであろう僕にくれた最後のエールです」

■悩む前に行動せよ

その言葉の真意を聞いていきます。

日下部:「先輩が言ってくれたのは“決断が正解だったかを悩む前に、自分が良いと思った選択が“正しくなるように”行動をすれば必ず正しい方向に導ける”ということ。だからこそ行動するしかないんだと気持ちが吹っ切れました」

不安はもちろんあったと思いますが、当時の心境はどんなものだったのでしょうか。

日下部:「不安など感じる暇も無かったですね。もう決めたからにはやるしかないって感じ。それこそ、前職は大きなプロジェクトを動かすためには入念な計画をしなきゃいけないけれど、ファクトリエではそんなこと通用しなかった。だから何が正解か分からないけれど、その時その時の行動が大切だと実感しました」

就活中の私もこの言葉にとても共感すると同時に、そっと背中を押されるようなあたたかいエールに心が打たれました。

■「正解」もわからないけど「行動」もやってみないとわからない

先輩からの言葉を胸に刻みながら、何事にも制限をかけずに「行動」しようと日々奮闘していた日下部さんですが、前職とのギャップにやきもきすることも多かったそうです。

そんなときに、改めて行動の大切さに気づくきっかけをくれた本に出会います。

南場智子さんが書いた『不格好経営 -チームDeNAの挑戦』という本です。

日下部:「もともと世界有数のコンサルティング企業で経営アドバイザーとして活躍されていたんだけど、実際に自分が経営者になってみると全然うまくできないことに気づいた、というお話で、まさに“やってみないと分からない”が痛烈に書かれていたんです。
今までやってきたこととか、そういうのを一回チャラにして、とにかくやってみる、行動してみることが正解につながるんじゃないかって」

そこから「行動」を起こすことに躊躇することが無くなり、“ファクトリエ”として何をやるべきか考えられるようになったと教えてくれました。

■日下部さんにとっての“正解”とは

この話を進めていくうちに、「じゃあ正解っていつわかるの?」「ずっと分からないのって辛くないの?」
そんな子どもみたいな質問を日下部さんに投げかけてしまいました。
すると、笑顔で日下部さんはこう答えてくれました。

日下部:「それが難しいんだよね(笑)。例えば、僕は去年育休取ったんですよ。でも前職のままだったら会社の雰囲気とかもあって取っていないと思う。
子どもの小さい時に一緒に過ごせたっていうのは自分の中でとても大きくて、振り返るとそれは自分の中で一つ成功だと感じる。そういうのが積み重なっていけば正解になるんじゃないかな」

大切なのは“自分が自分らしくいれること”。

正解を追い求めることはキツイけれど、自分の行動をふと振り返ったときに“良かった”と思えることが正解になる。

これからの人生できっと私もこの言葉を思い出すときが来るだろうなと感じるエピソードでした。


<日下部純一“語れる逸品”>
高校時代を共にした 「靴磨きブラシ」

気がつくといつも傍らにあるもの。

仕事の相棒のようなものだったり、なんか捨てられずにずっとあるものだったり。
そんな“語れる逸品”を聞いてみました。

■きっかけは高校のサッカー部で磨いたスパイク

小学校高学年から高校生までサッカー少年だった日下部さん。
高校の部活では試合前にスパイクを磨くことが伝統だったそうです。

日下部:「靴磨きをちゃんとやり始めたのは高校時代です。サッカー部に所属していて、スパイクを磨く文化がありました。
特に試合前は部員みんなが丁寧にスパイクを磨いて、ピカピカの靴で試合に臨んでいたのを覚えています。
今は新しいブラシを使っていますが、思い入れがあるこのブラシはずっと大切に保管しています」

“部員全員でやる”っていうのが素晴らしいですよね。
チームの士気も上がることで良い雰囲気の部活だったんだろうな。と話している様子から伺えました。

今でも、大事な打ち合わせや、ここぞ!というときには必ず靴磨きをしているそうです。

日下部:「落ち着くというか、もう習慣ですね。きれいな靴を履いてると気分が上がり、自信にも繋がります」

“おしゃれは足元から”と言いますが、良い靴を履くことはもちろん、“きれいな靴を履くこと”も大切なんだと思いました。

■得意なことは「継続する」こと

この話をしていくうちに、日下部さんの得意なことが明らかになってきました!

それは「継続して物事を行う」こと。
サッカーもそうですが、日下部さんが高校から始めた靴磨きは今でも続いていますよね。

さらに継続していることは・・・

日下部:「マラソンとかも湘南国際マラソンに8年連続出場してます。人生でフルマラソンと富士山に登ることはやっておきたくて、どっちもやったんですけど、マラソンはずっと続いてます。コツコツやることは僕の性格に合ってるんです」

“継続は力なり”と私も言われたことがありますが、これがなかなか難しいということは皆さんもお分かりいただけると思います。

靴磨きを通して、日下部さんのアクティブな一面と素晴らしい長所を知れたお話でした。


日下部純一のおすすめアイテム

最後に、日下部さんが今おすすめしたいアイテムを聞きました。
日下部さん自ら語ったおすすめの理由とともに、ご覧ください。

『レザーグローブ/ブラウン』
¥14,666 (税込)

寒いのが苦手な私にとって、冬に手放せないアイテムがレザーグローブです。
表地には、きめが細かく柔軟性に富んだ鹿革を使用していて、風を通さないので「防寒性」が抜群です。
鹿革はただ柔らかいだけではなく十分な張りもあり、肌馴染みがとても良いのが特徴。
工場の方いわく「手袋には鹿革が一番」だそうで使えば使うほど味がまして経年変化も楽しむことができます。
レザーならではの高級感漂う雰囲気は、ビジネススタイルにもぴったりです。
また内側は柔らかな風合いのカシミヤを100%使用。手を入れてすぐに暖かく、上質なつくりが魅力です。


【吊編みジップアップパーカー/グレー】
¥18,360 (税込)

これから春にかけて活躍するのがジップアップパーカー。
生産性が低く希少となった吊編み機で編み上げた裏毛生地を使用しているのが特徴で、着心地の良さや羽織った時の温もりを感じられるのは吊編みだからこそ。
どんな体形の女性にもフィットするパターンや2重にしたフード部分の立体感など細部にもこだわっています。
様々なスタイルと合わせることができるので、1枚あるだけで色々な場面で活躍してくれます。


いかがでしたでしょうか。

日下部さんの話を聞いて、私が感じた大きなテーマが「決断」。

なので、最後に「決断」を通して見えたもの、得たものは何か聞いてみました。

日下部:「根底にある安定志向は変わっていないけど、“挑戦”できるようになった。
そして、自分自身を強く持てるようになった。これが僕が得たこと。
見えたことは、転職する時に、前職の会社の人に新しいチャレンジができるのは羨ましいと言われたことがあって、そんな風に思ってもらえていることを知れたのは励みになりましたね。
他にも僕の意見を尊重して応援してくれる人もたくさんいました」

日下部さんの真面目な性格やあたたかい人柄があってこそのお話がたくさん聞けたインタビューでした。

まだまだお話ししたいことはたくさんありますが、今回はこの辺で。

普段店頭にはいませんが、電話対応やイベントなどで必ず接点があると思いますので、お見かけした際はぜひお話してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは次回もお楽しみに。

小宮

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