学生の頃から、歩いていないと、考えがまとまりません。
考えるために、何時間も歩き続けることもあります。
そんな私なので、靴は重要アイテムです。
歩き続けても疲れない靴。
そんな靴を選んでいます。
朝の散歩で「いい季節だな」と感じるものの1つが若葉の萌黄色です。
ほんの短い期間しか楽しめないのが魅力なようで、口惜しいようで、
毎年わくわくします。
今年は1本の桜木が目にとまりました。
近所の公園にある大きな桜。
樹齢はそれほどではないのですが、
桜独特の幹質と曲がり具合が重厚な存在感を漂わせる大木です。
その老成した姿に突如として若葉色の初々しさが現れた様子は、
思わず足を止めてしまうほど、生命力に溢れていました。
熟練した無口な職人が内に秘めている若々しい情熱、
チャレンジ精神、若々しさ。そんなものが連想される、力強くすがすがしい姿でした。
さすがに5月も中旬にはいると、若葉というより青葉の季節。
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」という句が散歩中に浮かんできます。
これから雨の季節になりますが、雨に濡れた青葉も鮮やかで好きです。
レザースニーカーは雨の日でも防水スプレーをかければ大丈夫。
そのひと手間がまた愛着につながり、このスニーカーでの散歩が楽しみになります。