作り手と使い手を結ぶ「工場文化祭」

こんにちは。静岡の帰省から戻った望月です。

帰省中は、静岡の名物グルメである「さわやか」のハンバーグを食べたり、高校に遊びに行ったりして、静岡を満喫してきました。
久しぶりに会った先生とも高校時代のように会話が弾んで、昨日まで高校に通っていたような気持ちになれました。
卒業してもこうして繋がっていられるのは幸せだなと感じます。
時間を割いてでも会いたいと思った人には、ちゃんと会う、ということが今回の帰省の学びです。

繋がりと言ったら、8/3(土)工場文化祭

工場文化祭では多くの方が来場され、たくさんの“繋がり”ができたように感じます。
会場まで足を運んでいただいた方、ありがとうございました!
残念ながら参加できなかった方も、是非この記事を読んで当日の様子をお楽しみください!

それでは今回のイベントレポートです!


伝統漆器を用いたアクセサリー作り体験 
―福井県・漆林堂さん―

アクセサリー作り体験中

準備の段階からかなり気になっていた、伝統漆器を用いたアクセサリー作り体験。見た瞬間作りたい衝動に駆られ、飛び入り参加させていただきました。

あれ?私の知っている漆塗りのイメージと違う…?
最初に私の目に飛び込んできたのは、カラフルレトロな色合いの漆器。黒や赤のイメージしか無かったため、オレンジや水色などの鮮やかな色合いの食器があることに驚きました。
漆器特有の上品さを残しつつも、ポップな感じのする漆器に惹かれました。

なにこれ可愛い…。

私が作ったのは、イヤリング
パーツ選びにはかなり迷いました。パーツ一つ一つ色や形が異なるため、どれを選ぼうかとワクワクが止まりませんでした。写真で見るとこんな感じ。

色とりどりの漆器のカケラ

塗装されていない部分があったなど、何らかの理由でB品になってしまった漆器を砕いて淵に加工を施して、パーツにしているのだそう。

パーツを選んだら、次に部品の繋ぎ合わせ。
細かい作業が好きな私にとって至福の時間でした。

作業中の私、かなり真剣です。というより、気づいたら夢中になってしまいました。

つなぎのための丸いパーツを作るのが難しいの図

世界に一つだけのイヤリングが遂に完成

「素敵レディへの前進」

最終的に私が選んだのは、赤色の三角形に割られたパーツ
悩みに悩んでこれだ!と思ったものを選びました。
パールなどの部品は自由に組み合わせられるため、試行錯誤しながら選びました。

テーマは“素敵レディへの前進

ファクトリエの中で最年少の私、実はまだ18歳なんです。
ファクトリエメンバーとして、もう少し大人っぽさが欲しいところ。
ということで、テーマには前進、というキーワードを。
伝統漆器のおかげで私も素敵レディに近づけたような気がします。


語れるストーリーの持ち主とは

ファクトリエにジョインして気づいたことであり、この工場文化祭を通して改めて感じたことがあります。

それは、“自分のコトを語れる人は、人生の山に真摯に向き合ってきたというコト

ものづくりをする方に私が1の質問を投げかけると、返ってくるのはいつも100の答え。自分の会社のことを常に頭の中に置いて、日本の文化や伝統を守っていくその姿勢や志にはいつもハッとしてしまいます。
これはどの方のお話でも共通しているところ。

正直ファクトリエにジョインする前は、社会人になりたくないと思っていた自分がいました。しかし、いろんな工場さんのお話を聞いて、働くことで自分のストーリーを鮮やかに描くことができるということを学び、社会人になりたいと感じるようになっていました。

工場文化祭2019

そういう意味でも今回の工場文化祭では出会いだけでなく、新たな発見と学びがありました。工場文化祭に参加された方々も同じように、多くの学びがあったことと思います。来場された方が楽しそうに参加している姿を見ることができ、私もハッピーな気持ちになれました。この気持ちで、暑さに負けず頑張れそうです。
ファクトリエっていいな”そんな風に感じた一日でした。

ではまた次の更新をお楽しみに!

望月

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