こんにちは。
大阪の浪速区でレディースシューズを作っている株式会社インターナショナルシューズの上田誠一郎です。
今回は、レディースシューズ工場として注力して取り組んでいる「3つのチャレンジ」についてまとめてみました。
1．自社ブランドを立ち上げ、海外で販路開拓
3年前から活動を開始して、昨年ようやく中国のセレクトショップ向けの展示会でオーダーをいただくことができました。中国の展示会ではバイヤーは全員女性で自分たちが履いてオーダーするかを決めます。
目の前で自分たちが作った靴をバイヤーが気に入りオーダーをして下さった時は本当に嬉しかったです。自分たちの靴がはじめて世界に出た瞬間でした。
まだスタート地点に立っただけですが、創業者である祖父がいつか世界に羽ばたくことを夢見て付けた社名に一歩近づけたと思います。
新しいジャンルのOEM(受託生産)へのチャレンジ
今まで取引がなかったアパレルブランドやベンチャー企業のイージーオーダーのブランド、また京都の西陣織メーカーとコラボして西陣織を使った靴づくりなど、「作れること」をリソースに新しい靴づくりのチャレンジも行っています。
新しい取り組みやコラボは、今までになかったアイディアや発想が出てくるのでとても面白いですし、既存の靴づくりに良い影響も与えています。
3．ファクトリエはもちろんAirbnbなどでも工場ツアーを定期的開催
ファクトリエでの工場ツアーも楽しくさせていただいてます。
※以前開催した工場ツアーを、ファクトリエ名古屋店・店長の上泉さんが記事にしてくださっているので、ぜひご覧ください！
▼【工場ツアーレポート】相手を想う気持ちがよい靴づくりにつながる(インターナショナルシューズ)
1月には民泊大手Airbnbの体験イベントで工場ツアー＆ワークショップもさせていただきました。
ものづくりの魅力を一番感じていただけるのは、やはり現場かなと感じます。
これまで靴工場が一般の方向けに公開されることは上の世代の方からするとありえないことでした。
しかし今だからこそ、目の前で靴づくりを見ていただき私たちの想いを伝えること、自分たちが魅力を発信して付加価値を上げていくことは、工場が取り組むべき大きな課題のひとつだと思います。
想いや理想が先行しすぎてまだまだ努力不足な部分が多いですが、この地で生まれ育った自分にとって地場産業である婦人靴業界を元気にして、次世代へバトンタッチをすることが私の使命だと思っています。
これからも様々な取り組み、活動をこのブログを通じてお伝えしていければ
と思います。
インターナショナルシューズ
上田
